HOME » 肩こりの治療 » 病院(整形外科) » こりや痛みの原因となる病気や損傷
肩こりといっても、特に心配のいらない肩こりもありますが、病気が原因となっておこる肩こりもあります。「普通の肩こりとちょっと違うな」「こりや痛みが長引くな」と感じたら、医師の診断をあおぎましょう。ここでは、肩こりの原因となっている病気や損傷について、具体的に紹介します。
肩こりとともに「頭痛」「吐き気」「めまい」「しびれ」などがある場合は、注意が必要です。病気や損傷
が原因で肩こりを発症していることもあります。
このような場合は、素人判断のマッサージや、無理な体操やストレッチなどは、かえって症状を悪化させる危険性も潜んでいます。自己判断は禁物です。下記のような症状がみられたら、すみやかに受診しましょう。

首や肩の痛みを引きおこす病気には、主に次のようなものがあります。
ここでは、「頚肩腕症候群」について解説します。「肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)」「胸郭出口症候群」「転移性がんからのシグナル」については、他ページで紹介しています。参考にしてください。
頸肩腕症候群とは、首から肩、そして腕などにかけて「コリ」や「痛み」があらわれる症状のうち、はっきりとした原因がみつからないものをいいます。
この症状の特徴は、肩甲骨の周辺、中でも僧帽筋の外側から前腕にかけての筋肉にコリや痛みがあらわれるという点です。
また、肩、腕、首、手指などに、痛み、しびれ、冷たさ、倦怠感などの症状が出ることもあります。他にも、頭痛、めまい、吐き気、眼精疲労などの自覚症状があらわれることがあります。
「症候群」という言葉は、いくつかの症状が同時にあらわれ、その原因がはっきりしないときに用いられる病名です。頸肩腕症候群でも原因がはっきりすれば、「頚椎椎間板ヘルニア」「胸郭出口症候群」「変形性頸椎症」、「頸椎後縦靱帯骨化症」「五十肩」という病名がつけられます。
原因がわからないときは、消炎鎮痛剤、筋弛緩剤、ビタミン剤などの投与、湿布などの外用薬などを処方する薬物療法や、体操などの運動療法、患部をあたためる温熱療法、マッサージなどの理学療法を行ないます。
家庭での治療としては、頸肩腕症候群の原因を取り除くことが第一の治療法です。無理な姿勢をしていないか、腕・肩・首へ負担がかかっていないか、自分でチェックして改善しましょう。
入浴して肩までよくあたたまることや、スポーツなどの全身運動で心身をリラックスさせることなどが効果的です。